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弥生会計・freeeから
移せるデータは?

最終確認:2026年10月5日

他社会計ソフトからマネーフォワード クラウド確定申告へ乗り換えたい個人事業主へ。同じ「弥生」でも製品名によって専用移行の対応が違い、freeeから移せるデータも限られます。まず移行元の製品名を確かめ、勘定科目・開始残高・仕訳を分けて準備し、最後に元ソフトとの残高を照合します。

この記事は株式会社マネーフォワードとは独立したナギワークスの編集記事です。製品を実際に操作した体験談ではありません。現在、この記事にアフィリエイト広告リンクはありません。個別の税区分や仕訳の正しさを判定するものではありません。

最初に移行経路を選ぶ

マネーフォワードの公式FAQによると、「各種設定」>「他社ソフトデータの移行」に表示されるソフトなら、そのソフト向けの手順を使えます。ただし、開始残高や勘定科目まで移せるかはソフトによって異なります。対応一覧を古い記事名だけで決めず、実際の画面で移行元の製品名と対象データを確かめてください。

公式の対応ソフト一覧は、対象を2023年8月24日時点と明記しています。以下はその一覧の読み方です。現在の対応を保証する表ではないため、作業前にマネーフォワードの移行画面と製品別ヘルプで再確認してください。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動し、左右の矢印キーで確認できます。

公式の対応一覧に記載された移行元別の違い。専用移行にないデータは別途確認する。
移行元の製品名一覧に記載された専用移行の範囲先に揃える資料
弥生会計勘定科目・開始残高・仕訳のインポートに対応元ソフトの同じ年度の残高試算表。移行後の金額と照合する
やよいの青色申告専用移行には未対応と記載。弥生会計と同じ経路を選ばない勘定科目・期首残高・仕訳を別々に出せるか、元ソフト側で確認する
freee仕訳のインポートのみ対応開始残高と勘定科目の資料も別に確認する。仕訳だけで移行完了とはしない

「やよいの青色申告」が専用移行にないことは、CSVを使った別の取込方法まで否定する意味ではありません。手元のファイルをどの画面へ入れるかは、列と公式サンプルを照らして判断します。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動し、左右の矢印キーで確認できます。

移行元とデータの状態で分ける確認先
手元の状況先に見る経路残る確認
移行元ソフトが専用画面に表示される「他社ソフトデータの移行」で製品を選び、製品別の手順を見る。その製品で仕訳以外の勘定科目・開始残高も対象か。
移行元ソフトが表示されない公式のサンプルフォーマットへデータを整え、各画面から取り込む方法を調べる。元CSVの列名・値・税区分が取込先に対応するか。
仕訳帳のCSVだけがある仕訳帳のインポート形式を先に確認する。期首残高と勘定科目の資料を別に用意できるか。仕訳だけで残高を再現できると決めつけない。

何を準備するかを3つに分ける

公式の非対応ソフト向け移行ガイドは、勘定科目・補助科目の一覧、移行対象年度の期首残高が分かる資料、移行対象年度の仕訳一覧と元ソフトの税区分一覧を挙げています。元ソフトからの出力方法が不明なら、元ソフト側の案内を確認します。

表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動し、左右の矢印キーで確認できます。

ファイルを受け取った時点の確認メモ
データ確かめること取込後の照合先
勘定科目・補助科目名前と分類、元ソフトで使っていた項目の一覧が揃うか。取込先の「勘定科目」画面。
開始残高どの会計年度の期首か。貸借対照表・残高試算表など、元の金額を確かめる資料があるか。取込先の「開始残高」画面。
仕訳取引日が対象年度内か。元ソフト側の件数、金額、税区分を確認できるか。取込先の「仕訳帳」と残高試算表。

対象会計年度を切り替えてから作業し、勘定科目・補助科目、開始残高、仕訳の順に各データを確認します。複数年度を移す場合、公式ガイドは最古の移行年度の開始残高を設定し、その後は次年度繰越を使う手順を案内しています。仕訳データに開始残高相当の仕訳が含まれている場合は、開始残高と重ねて取り込まないよう、公式手順に沿って内容を確認してください。

専用経路がない場合のCSV確認

公式FAQは、非対応ソフトからの仕訳について「仕訳帳」のサンプルフォーマットを使い、CSV形式で取り込むよう案内しています。取引Noは入力が必要で、上下に同じ番号を置くと複合仕訳として扱われます。元ファイルの行番号をそのまま貼る前に、複合仕訳の行と単独仕訳の行を分けて確認します。

勘定科目・補助科目・部門などの名称が取込先の登録名と一致しないと、追加や変換の画面が出る場合があります。意味が違う科目を名前だけ似せて対応させず、元資料と照合します。消費税の扱いなど会計判断が必要な箇所は、元ソフトの設定と取引資料を基に専門家へ確認してください。

「取込完了」の後に残高を照合する

  1. 移行元と移行先で、対象年度と表示期間を同じにする。
  2. 元ソフトの期末残高と、マネーフォワードの残高試算表の期末残高を比較する。
  3. 差がある区分を見つけたら、勘定科目へ絞って仕訳と開始残高を調べる。

これは公式ガイドの移行後チェックに沿った順番です。CSVの受付や取込件数だけで、移行した数字が一致したとは言えません。

架空例:預金残高が2万円ずれたら

同じ年度末の「普通預金」が元ソフトで20万円、移行先で18万円なら、差は2万円です。差額と同額の仕訳をすぐ追加せず、まず両画面の期間と科目を揃え、開始残高と仕訳の対象期間・取込件数を確認します。この数字は照合順を示す架空例で、差額の原因や会計処理を決めるものではありません。

乗り換え前に残る不安

今のソフトから全部移せる?
対応しているソフトでも、仕訳・開始残高・勘定科目の対象範囲は異なります。専用画面の製品別手順と、元ソフトが出力できる資料を照合します。
CSVだけで残高は合う?
期首残高と仕訳を分けて確認し、最終的に残高試算表を元ソフトと比べます。合わないときは差額の部と科目から調べます。
費用や機能が合う?
公式の個人事業主向け料金・プランで、必要な機能と支払い方法を申込時に確認します。無料で試せる範囲、有料プランの申告機能・サポートの違いはプラン選びの記事で整理しています。この記事に固定価格は載せていません。

元ソフトの出力形式が分からない、期首残高の資料がない、税区分の対応を判断できない場合は、移行を急ぐ前に元ソフトのサポートや会計の専門家へ確認するのが適切です。

確認した公式資料

資料確認日:2026年10月5日。対応ソフト、画面、機能、料金は変更される場合があります。