Guide / やよいの青色申告 オンライン
紙のレシートと電子PDF|やよいの取込先を間違えない
公式資料確認:2026年10月6日
スマホで撮った紙のレシートと、メールで届いた電子PDF。どちらも「ファイル」ですが、やよいの青色申告 オンラインで調べる入口は同じとは限りません。ファイル名より先に、紙を画像化したものか、最初から電子データとして受け取ったものかを見てください。
紙を撮った画像か、電子取引のPDFか
弥生のスキャンデータ取込の注意点は、紙のレシート・領収書をスキャンした画像やPDF、スマホで撮影した画像を対象として説明しています。画像データを含まない電子取引のPDFは、この画像解析の想定と異なり、スマート証憑管理で保存する案内です。PDFという拡張子だけで「スキャンデータ取込へ入れれば読める」とは判断できません。
次の表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動し、左右の矢印キーで隠れた列を確認してください。
| 手元のファイル | 由来を見分ける問い | 先に調べる経路 |
|---|---|---|
| 紙レシートの写真 | スマホのカメラで紙を撮ったか | スキャンデータ取込 |
| 紙領収書をスキャンしたPDF | 紙面が画像として入っているか | スキャンデータ取込 |
| メールで受け取った請求書PDF | 元から電子で発行されたか | スマート証憑管理の保存方法 |
| ネット上からダウンロードしたPDF | 画像解析用の紙スキャンではないか | 電子データの保存方法 |
アップロード前の30秒点検
紙の領収書を撮ったのに読み取れない場合は、まずファイルの条件を疑います。弥生の公式FAQでは、スキャンデータ取込の対象を紙のレシート・領収書の画像や画像を含むPDFとし、形式はPDF・JPG・JPEG・PNG、容量は5MB以下、原則一枚の証憑を一ファイルと案内しています。複数枚をまとめたファイルや、もともと電子発行された画像データのないPDFは、同じ手順で処理できると考えないでください。
形式が合っても、薄い印字、折り目、手書きメモ、特殊なレイアウトなどでOCRが読み取りにくいと公式FAQは説明します。たとえば取引日だけ合って金額が違うなら、元の紙と[画像の確認]を突き合わせて修正します。摘要が空でも、電話番号が読み取れず候補を特定できなかった可能性があります。何度試しても正しく読めなければ、画質とファイル条件を確認し、元資料を見ながら公式の手入力経路を検討してください。
紙レシートを画面から取り込む順番
- やよいの青色申告 オンラインから[スマート取引取込]を起動し、[スキャンデータ取込]を開く。
- [スキャンデータ取込設定]を確認し、ファイル指定エリアへ紙レシートの画像をドラッグするか、クリックしてファイルを指定する。
- [画像一覧]で対象の画像を開く。原本を見ながら取引日と金額を確認し、必要なら読取結果を直す。
- [保存して次へ](最後の画像は[保存])で保存し、[未確定の取引]で対象が現れたか確認する。
弥生の画面操作ガイドは、取引日と金額を必須項目とし、保存後の候補は[未確定の取引]へ表示されると案内しています。取り込み直後は反映に時間がかかる場合があり、見えなければ同画面の[更新]と[スキャンデータ]の絞り込みを確認します。取引手段の勘定科目は初期表示が「現金」なので、実際の支払元と違えば確定前に見直してください。
OCRでは三つの欄を原本と照合する
ファイルが受け付けられても、読み取られた内容をそのまま帳簿へ進めないでください。弥生のFAQでは、OCRが「取引日」「摘要(取引先)」「金額」を読み取り、[画像の確認]で修正できると説明しています。ここで原本の文字と三つの欄を一件ずつ比べます。摘要はレシートの電話番号を電話帳データと照合して得られるため、電話番号が読めないと空欄になる場合もあります。
日付だけ正しく金額が違うなら、全体の読取結果を信用する根拠にはなりません。原本を横に置いて金額を修正し、摘要が別店舗になっていないか確認します。請求書や電子取引のPDFを同じOCRへ入れる前に、対象書類と保存経路を再確認してください。
電子で受け取ったPDFの保存先
メールで届いた請求書など、画像データを含まない電子PDFは紙レシートのスキャンデータ取込と経路を分けます。弥生のスマート証憑管理の利用開始ガイドと受領証憑のアップロード手順を入口に、マイポータル(Web)から[スマート証憑管理]→[受領証憑]→[受領証憑のアップロード]へ進みます。ファイルを選択してアップロードしたら、[受領証憑]の一覧で対象を開き、元のPDFと登録情報を照合します。
紙のレシート取込で作られる[未確定の取引]と、電子PDFを[受領証憑]に保存した状態は同じ完了ではありません。電子PDFが一覧に見えないときは、スマート証憑管理の利用開始状態、ファイル形式・容量、アップロード結果を公式ヘルプで確認してください。帳簿に取引があるかも別に照合します。
どこに保存し、どの取引と結び付いたか
- 紙から作ったものか、電子で受け取ったものかをメモする。
- 画像解析を使ったものは、読み取り結果を原本と照合する。
- 保存したファイルが、対象の取引と結び付いているか別に確認する。
保存方法と帳簿への記録は別の作業です。仕訳候補や入力済み取引の有無も確認してから完了とします。電子帳簿保存の要件そのものは個別事情で変わるため、必要な場合は公的機関や専門家の案内も確認してください。
確認した公式資料
公式資料確認日:2026年10月6日。画面や条件は変わる場合があります。個別の税務判断は元資料と公式情報を確認し、必要に応じて専門家へ相談してください。